今回の記事はこのような方にオススメです!
- さんふらわあくれないに乗船する
- スイート和洋室に宿泊する
- さんふらわあのフェリーに乗ってみたい
この記事では、大阪南港から九州大分県別府までを新造船のフェリーで結ぶ、「商船三井さんふらわあくれない」の情報を公開しながらスイート和洋室を詳細に解説。
この記事を読むと、フェリー乗り場の様子、乗船方法、豪華船内での過ごし方を知ることができ、あなたの旅行計画の参考になります。
それでは本日もよろしくお願いします!
人道橋を通り乗船
- 【船名】さんふらわ あくれない
- 乗客定員:716名。
- 全長:199.9m。
- トラック積載可能数:137台(13m換算)。
- 航行速力:22.5ノット。
- 総トン数:17,114トン。
- 就航:2023年1月13日
大阪南港コスモフェリーターミナルの行き方
最寄り駅は大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」になり、駅からターミナルまで屋内を徒歩で移動できるため天候に左右されません。
今回私は大阪伊丹空港から阪急観光の空港リムジンバスに乗って難波駅前を経由、そこから地下鉄四つ橋線に乗り住之江公園駅に到着、さらに乗り継ぎ大阪メトロ中央線のニュートラム(自動運転の電車)でフェリーターミナルがあるコスモスクエア駅に着きました。
屋内のすごく開けた空間に発券カウンターがありました。カウンター前に立つ係の方に案内してもらいカウンターで乗船手続きを済ませ乗船開始まで待ちます。
2023年7月3日からスマホのQRコードを利用した「スマート乗船チェックイン」が開始されたので、発券カウンターに寄らないで直接乗船口からフェリーに乗ることができるようになりました。
発券カウンター左手に待合室があり、5〜60人は座ることができそうでした。そして向かいにはローソンがあるので乗船する前に食べ物を買い出ししておくのがオススメ。
【ローソン】タッチ決済・スマホ決済のやり方|言い方や支払い方法を解説
18時乗船開始
18時になると乗船が始まり、発券カウンター左手の通路を抜け100メートル以上はありそうな長い人道橋を歩いて乗船口に向かいます。
乗船開始間際は乗船する人の列で軽い渋滞ができます。人道橋の途中でQRコードの提示を求められるので提示したあとは引き続き列に並び乗船口まで歩きます。
展望デッキ
展望デッキからはATCと呼ばれる巨大なショッピングモールや地上252メートルの咲洲コスモタワーなどの夜景を見ることができました。
スイート和洋室コネクト
今回私はスイート和洋室コネクトの和室の方に宿泊。事前に予約すれば隣にある和室と洋室を繋げることが可能で、3世代(7名)で利用することもできる便利な客室です。
今回スイート和洋室の予約だけでしたが、セミスイートコネクトを予約することにより、洋室とのドア施錠が開放されて自由に行き来することができるようになります。
広々とした客室
【スイート和洋室】
- ベットサイズ:103㎝×195㎝×45㎝
- 広さ:26.47㎡(16畳)
- バスタブシャワートイレ付き
スイートのお部屋限定で冷蔵庫にはあらかじめ2本のスパークリングワインがサービスで提供されてました。
冷蔵庫の上はテーブルになっており、そこにはワイングラスとサービスでミネラルウォーターも用意されてました。そしてその横には電気ケトルもあるので、お湯お沸かすこともできます。
いちばん上の棚にはさんふらわあオリジナルのクッキーやインスタントコーヒーなど、グラスやお皿も用意されてました。
テレビはかなり大型のものが設置されていて、メーカーはシャープの50型テレビ。部屋自体が広いので50型のテレビもそれほど大きく感じません。
ベッドの幅は103㎝で長さが195㎝、高さは45㎝あります。身長173㎝の私でもゆったりと寝ることができます。
スイート和洋室では最大4名まで宿泊できるので、ベッドの他にエキストラ用の寝具が用意されてました。
扉のないクローゼットには部屋着が入ったカゴが置かれていて、中にはタオルや歯ブラシが準備されており、さらに下の段にはバスタオルやスリッパも用意されてます。
クローゼット横には、身だしなみを整えるのに便利な明るい照明が点灯するハリウッドミラーがありました。鏡の下の棚にはドライヤーが収納されてます。
バルコニー
バルコニーにはイスが2個と小さなテーブル1個が用意されていました。天気のいい日はビール片手にくつろぐと最高でしょうね。
バルコニーの出入り口はお部屋の左側にあります。左の壁にはバルコニーで使うことを想定したペーパータオル(汚れ、雨などの水滴を拭き取る)が用意されていて、お客さんへの気配りが感じられました。
バスタブ・トイレ・水まわり
新造船とういうのもあり浴槽やシャワーノズル壁など、ユニットバス全体が綺麗でがピカピカです。
壁に備え付けられた棚にはシャンプー・ボディーソープ・コンディショナーのボトルが養子されていました。
トイレも綺麗に清掃されて、なおかつ温水洗浄便座なのですごく快適。水を流すには背面のレバーを下に押し下げると流れます。
鏡の下にはフタの付いたコップが固定されて少しくらいの揺れでは倒れないように工夫されてます。右手にはハンドウォッシュも用意されてました。
レストランとアトリウム
- 夕食
- 大人: 2,300円
- 小学生: 1,000円
- 幼児: 500円
- 朝食
- 大人: 750円
- 小学生: 500円
- 幼児: 300円
- 営業時間
- 夕食: 日曜~木曜 18:00~21:00、金曜・土曜 19:00~21:30
- 朝食: 翌朝 5:45~6:45(日曜~木曜)、翌朝 6:15~7:45(金曜・土曜)
瀬戸内ビュッフェ
船内レストランは多種多様な料理を取り揃えたビュッフェ形式で、旬の食材を活かした和洋折衷の料理を提供しています。刺身やフルーツ、ケーキなどもありました。
私がレストランのビュッフェで選んだのはお刺身とケーキにソーセージ。部屋に戻ったらお酒を飲むので食事は軽めに済ませました。
プロジェクションマッピング
午後20時過ぎになるとアトリウム(受付前の広場)で天井にプロジェクションマッピングが投影されます。
プロジェクションマッピングの映像は各客室のテレビでも視聴が可能で、部屋でゆっくり見ることもできますね。
独特な音楽と迫力ある映像が楽しめるので階段に腰掛けて、アトリウムで見ることをおすすめします。
スイートカフェラウンンジ
船内最上階(スイートルームがある階)にはスイートルーム宿泊者専用のスイートカフェラウンジがあります。
入り口には各部屋同様のQRコード読み取り機が設置されており、スイート宿泊者のQRコードを端末にかざし鍵を開けてからラウンジに入室することができます。
ラウンジ内には無料で飲食できるコーヒーマシーン2台とパルムが入った冷凍庫がありました。とくにパルムのアイスが食べ放題なのが驚きました。
ラウンジ内には10人分の座席が用意されており、利用する時間に決まりはないので、夜中でも好きな時間に利用することができました。
スイートルームにはバルコニーがついてる
スイートルームにはバルコニーがついています。イスが二つと小さなテーブルが用意されており、写真のようにビールなど飲み物を置いたりできます。
この時は雨上がりでイスが少し濡れてましたが、バルコニーで入り口の壁に水や汚れを拭き取る用にペーパータオルが準備されてたので、濡れることなく座ることができました。
7時下船開始
船の到着時間は定刻通り朝の6時55分ごろでした。
下船口には20人ぐらいの乗客が下船を待っていて、下船開始と同時に一気にみなさん降りていかれたので、混み合っていたのはドアが開くまでの数分だけ。
車で乗船された方々は別の下船口から車両デッキへ降りて行かれました。
ターミナル前にあるバス停は亀の井バス
ターミナルの建物から出るとすぐ目の前に大分交通亀の井バスのバス停留所があります。
ターミナル前から出るバスの行き先は別府駅で、フェリー到着後7時台に3本、8時台に1本程度の便が運行されてました。
大分空港行きのバスはフェリーターミナルの前からは出ていません。
空港行きのバスに乗るにはいったん別府駅に行き大分空港行きのエアライナーに乗るか、ターミナルから徒歩で国道に出て最寄りのバス停「観光港」から空港行きのエアライナーに乗る方法もあります。
大分空港行き最寄りのバス停「観光港」に関して知りたい方はこちらの記事を参考にしてください【さんふらわあくれない】スーペリアシングル乗船記/伊丹空港〜アクセス方法解説
大分空港行きバスの時刻表は「大分交通」のホームページをご参考に。
さんふらわあくれないに乗船した感想
瀬戸内航路を進むコースだったため、船の揺れはほとんど感じなく船酔いはまったくありませんでした。フェリー初心者の方、船酔いが心配な方にはおすすめな船旅です。
2023年1月に就航したばかりの新造船なので船内はすごく綺麗で過ごしやすく、船内の照明は他社のフェリーに比べ明るく開放感もありました。
お部屋のタイプがたくさんあり、フェリーの中とは思えないような豪華さで、ホテルのような雰囲気があります。
大阪から九州または九州から大阪へ行く際にはぜひ、さんふらわあのフェリーに乗船してみてください。
それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました!次回の記事でまたお会いしましょう。