- 空港から小樽ってどう行くの?
- いくら払えば快速エアポートに乗れるかな…
- JR以外の行き方はある?
この記事では、新千歳空港から小樽へのアクセス方法3通りを比較して解説。
JRの快速エアポートがおすすめですが、他にも交通手段はあり、レンタカー・バスなどもあります。
この記事を最後まで読むと、快速エアポートの料金や所要時間を知ることができます。
それから、JR以外のレンタカーとバスの料金や所要時間についても深掘り。
それでは本日もよろしくお願いします。
おすすめはJR北海道の「快速エアポート」
快速エアポートとは新千歳空港から小樽までの距離、(85km)を結ぶ列車のことです。
721系電車と733系電車が6両編成で運転しています。
運行間隔は約12分、毎時5本で運行。
6両編成のうち4両目に「uシート」と呼ばれる指定席があり、そのほかの5両は自由席。
【新千歳空港】JR快速「エアポート」の乗り方|uシート指定券の買い方
小樽駅までの所要時間と運賃
新千歳空港から小樽までの所要時間は1時間15分。
【普通席の場合】
- 新千歳空港〜札幌=普通席:1,150円
- 新千歳空港〜小樽=普通席:1,910円
【uシート指定席の場合】
運賃+指定席料金(840円)がかかります
- 新千歳空港〜札幌=指定席込み:1,990円
- 新千歳空港〜小樽=指定席込み:2,750円
※2022年4月1日からuシート指定券が値上げされ、530円だったのが840円へ変更。
混雑する時間帯だと、座席に座れない場合があります
確実に座れる「指定席のuシート」がおすすめ
4月1日から指定席値上げ840円に
2022年4月から快速エアポートの指定料金(uシート)が530円から310円値上げされ「840円」になりました。
※値上げ前と比較すると
- 新千歳〜札幌=1,680円から1,990円に値上げ
- 新千歳〜小樽=2,440円から2,750円に値上げ
普通席の運賃に変更はありません。
新千歳から小樽行きの列車は8時30分発が最も早い便
小樽行きは22時05分が最終便
到着口からJRまでの行き方
JR新千歳空港駅は地下にあります。
到着口によって駅への降り口が変わるのでここで解説。
まず航空会社によって到着口がことなるので、下の表をご覧ください。
到着口1・2・3 | 到着口4 | 到着口5 |
---|---|---|
ANA | 日本航空 | 日本航空 |
エア・ドゥ | ➖ | スカイマーク |
ピーチ | ➖ | フジドリームエアラインズ |
アイベックス | ➖ | ジェットスター |
➖ | ➖ | スプリングジャパン |
ANA側の到着口3からJR改札口
ANA側の到着口から出たらほぼ正面に、JRの駅に降りれるエスカレーターがあります。
目印はJRの電光掲示板がいちばんわかりやすいです。
エスカレーターを降りたら右に進み次は左へ、あとは道なりに通路を進んでください。
約2分歩くとJR新千歳空港駅に到着します。
JAL側の到着口4からJR改札口
JAL側の到着口4から出ても、正面に新千歳空港駅への降り口があり。
目印は柱に「JRのりば・地下直結」と書かれた看板がわかりやすいです。
エスカレーターを降りたら右へ進み、合流地点も右にすすんでください。
道なりに2分歩くと左側にJRの改札口があります。
列車で行くメリット
- 小樽まで直行で行ける
- いちばん早く着く(1時間15分)
- 海沿いの景色が見れる
- 交通渋滞がない
- 座席間隔がひろい
小樽までの直行便はJRだけ。
バスだと小樽までの直行便がないので、札幌で乗り換えです。
札幌中心部を抜けると、小樽市銭函あたりから列車は海沿いギリギリを通ります。
車窓からは日本海が一望できるので、小樽へ向かうとき座席は右側にすると、海が見やすいのでおすすめ。
座席の足元は広くて、例えていうなら、飛行機のビジネスクラスのような広さなので、ゆったりと列車の旅が満喫できます。
10個の駅を経由して小樽へ
新千歳空港から小樽に着くまでには10個の駅に停車しながら運行していきます。
【小樽行きの停車駅】
新千歳空港⇔南千歳⇔千歳⇔恵庭⇔北広島⇔新札幌⇔※白石⇔札幌⇔※桑園⇔琴似⇔手稲⇔※ほしみ⇔小樽築港⇔南小樽⇔小樽
※白石駅は一部の快速だけ停車。
※桑園・ほしみ駅は19時以降の一部の列車のみ停車。
夜の19時以降の一部の列車は、札幌まで快速運転で、それ以降は普通列車として運行されます。
普通列車になると停車駅が2つ増える。※桑園駅とほしみ駅。
レンタカーは行動範囲が広がる
公共交通機関に比べて車を自分で運転すると、いいことがあります。
それは自由に好きなタイミングで見たい場所へのアクセスが可能になること。
たとえば目的地へ向かう途中「あっ、あそこのアイスおいしそー」と偶然みつけたお店にも簡単に立ち寄ることができます。
レンタカーを借りるまでの流れ
- レンタカーカウンターで受付
- 無料送迎バスで店舗へ
- 車のキズ等の有無を確認
- 店舗を出発する
まずレンタカーの受付カウンターへ行きましょう。
カウンターは1F到着口3番の手荷物受取所を出たところにあります。
JALをご利用の方は到着口4・5のどちらかに出るので、その場合いったん外へ出て右方向へ進み、再びターミナル内へ入るとレンタカーカウンターがあります。
到着口からカウンターまでの経路⬇︎
レンタカー料金
いちばん安くて24時間で3,100円〜で、高いのを選ぶと25,000円っていうのもあります。
会員価格と非会員価格を比較すると1,000円以上の価格差がありました。
保険を追加したり、チャイルドシート・4WD車などのオプションを増やすと値段が上がったりします。
レンタカー予約・プラン比較ができるサイト「じゃらん」のサイト内でレンタカーのジャンルを調べてみてください。
保険の種類、オプション内容、新千歳空港周辺の店舗などの詳細な情報や値段がわかります。
営業所までは無料送迎8分
空港周辺には数多くのレンタカー会社の営業所があります。その中の一部の店舗が次になります。
会社 | 営業時間 |
---|---|
トヨタレンタカーポプラ店 | 8:00〜20:00 |
ニッポンレンタカー | 7:00〜23:00 |
オリックスレンタカー | 8:00〜19:00 |
タイムズカーレンタル | 9:00〜19:00 |
北海道は道路が広いから運転しやすい
みなさんも小樽や札幌中心部の冬は大量の雪が積もるのをご存知ですよね。
そのため路側帯(道路わきの白線から外側)に除雪された雪をためておけるよう広く工夫されてます。
北海道は直線道路が多いといわれていて、多くの幹線道路は明治時代に作られ、建設費や作業効率を考えた結果直線道路が多くなりました。
【北海道で有名な直線道路】
- 日本一の直線道路(美唄〜滝川29.2km)
- ジェットコースターの路(上富良野2.5km)
- 天に続く道(斜里町28km)
直線道路 | 小樽からの所要時間 | 新千歳からの所要時間 | 札幌からの所要時間 |
---|---|---|---|
日本一の直線道路 | 1時間55分 | 1時間20分 | 1時間30分 |
ジェットコースターの路 | 2時間45分 | 2時間55分 | 2時間25分 |
天に続く道 | 6時間10分 | 5時間40分 | 5時間45分 |
バスは小樽までの直行便がない
バスで小樽まで行くには、札幌でいったん乗り換えなければいけません。
札幌駅前ターミナルから「高速おたる号」に乗ると小樽駅前まで行けます。
この高速バスは、北海道中央バスとジェイ・アール北海道バスの2社で共同運行。
札幌から小樽までの運賃
9個ある乗車箇所にうち、8個は680円。最後の乗車箇所から乗ると※670円です。
【札幌駅前ターミナル以外の乗車箇所】
- 時計台前
- 北1条西4丁目
- 北1条西7丁目
- 北1条西12丁目
- 道立近代美術館
- 円山第一鳥居
- 西区役所前
- ※西町北20丁目
泊まる予定のホテルが札幌なら、いったん荷物をフロントに預け入れてから、小樽へ向かうとうのもありです。
9個ある乗車箇所のうちどれかが、ホテルに近いとすごく便利なので、この周辺で泊まる場所を検討してみるのもおすすめ。
札幌から小樽までの所要時間
札幌駅前ターミナルから小樽駅前までの所要時間は高速利用で1時間10分です。
冬のシーズンは、雪の影響で高速道路が通行止めになることがよくあります。
その場合、信号機が多い一般道を通行していくのでさらに30分余計にかかるというのは知っておきましょう。
運賃の支払いはモバイルSuicaが便利
バスに限らず、JRに乗るときも役立つモバイルSuica。
現金を触らないのですごく衛生的です。スマホをバスの端末にかざすだけで、運賃の支払いが完了してしまうすぐれもの。
公共交通機関を利用するときは、このモバイルSuicaを使うと、2倍旅行が楽しくなります。
モバイルSuicaの使い方はこちらの記事「広島空港リムジンバスの乗り方|モバイルSuicaの使い方も解説」を参考にしてください。
まとめ
快速エアポートでも冬のシーズンは大雪の影響で止まることはあります。でも、冬以外の季節なら天候にそれほど左右されないので安心快適。
JRを利用して新千歳から小樽へ行く場合の所要時間は1時間15分。運賃は普通席1,910円、指定席2,750円。
2022年4月1日から指定席が530円から840円に値上げされました。
交通機関がないような場所にも行きたいときは、レンタカーの利用がベスト、行動範囲が倍増。
北海道は道路が広いので運転に自信がない方でも、気持ちよくドライブが楽しめます。
バスは空港から小樽までの直行便がありません。
札幌でいったん乗り換えとなりますが、宿泊するホテルが札幌にある場合は、荷物をフロントに預け入れると、移動が楽になるのでおすすめ。
それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました!